オールカントリー一択





オルカンVTに投資後、さらにAGGの割合を少し減らしても良いかも知れません。

ヒント⬇️
92〜162
AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)は、米国の安全性の高い債券市場全体に、まるごと低コストで投資できる人気のETF(上場投資信託)です。守りの資産として、ポートフォリオの安定性を高める目的で広く活用されています。
その主な特徴は以下の通りです。
AGGの基本情報
* 名称: iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF (iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF)
* 運用会社: ブラックロック (BlackRock)
* 連動指数: ブルームバーグ米国総合インデックス
* 投資対象: 米国の国債、政府機関債、社債、住宅ローン担保証券(MBS)など、信用格付けが高い「投資適格債券」で構成されています。
AGGの主な特徴・メリット
1.徹底した分散投資による安定性 🛡️
AGGは、1つの銘柄で米国の数千から1万以上の多種多様な債券に投資します。投資先は米国政府や、マイクロソフト、アップルといった優良企業が発行する債券が中心です。
* 高い信用力: 投資対象は信用格付けが「BBB」以上の投資適格債券のみで、そのうち約7割は最も安全性が高いとされる「AAA」格の債券です。
* 値動きの安定: 株式市場が大きく下落するような局面でも、債券の価格は比較的安定しているか、逆に上昇することもあります。このため、ポートフォリオ全体の値動きをマイルドにする効果(クッション役)が期待できます。
2.非常に低いコスト 💰
経費率(ETFを保有している間にかかるコスト)は**年率0.03%**と、業界でも最低水準です。長期で保有する場合でも、コストをほとんど気にすることなく運用できます。
3.安定したインカム収入(分配金)💵
AGGは毎月分配金を出しており、安定したインカム収入が期待できます。利回りは市場の金利水準によって変動しますが、銀行預金の金利を大きく上回ることが一般的です。受け取った分配金を再投資することで、複利効果も狙えます。
AGGのデメリット・注意点
1.金利上昇リスク 📈
一般的に、市場の金利が上昇すると、既存の債券の価格は下落します。AGGも多くの債券を組み入れているため、米国の金利が上昇する局面ではETFの価格が下落する可能性があります。これは債券投資における最も基本的なリスクです。
2.大きなリターンは期待できない
AGGはあくまで守りの資産であり、安定性を重視しています。そのため、株式投資のように資産が数倍に増えるような大きなリターン(キャピタルゲイン)は期待できません。
3.為替リスク 💴⇄💵
AGGは米ドル建ての資産です。そのため、日本円で投資する場合、円高・ドル安が進むと円換算での資産価値が目減りする可能性があります。逆に円安・ドル高はプラスに働きます。

どんな人におすすめ?
AGGは、以下のような投資家に適しています。
* ポートフォリオの安定性を高めたい人: 株式など値動きの大きい資産と組み合わせることで、資産全体のリスクを抑えたい方。
* リスクを抑えて運用したい人: 退職後の資産運用など、大きなリスクを取らずに安定したインカムを重視する方。
* 資産形成の「守り」の部分を固めたい人: 投資のコア(中核)として、どっしりと構える守りの資産を探している方。
証券外務員一種・資産形成コンサルタント
瑞慶覧達成