日本の農業従事者数は、近年減少傾向にあります。
農林水産省の「農業労働力に関する統計」によると、2023年の基幹的農業従事者数(主に農業に従事する者)は116.4万人と推計されています。
基幹的農業従事者数は、2015年には175.7万人でしたが、この8年間で約35%減少しています。また、新規就農者数も減少傾向にあり、2015年の6万5千人に対し、2021年には5万2千人となっています。
農業従事者の減少は、高齢化や後継者不足などが原因として挙げられます。このまま減少が進むと、食料自給率の低下や地域経済の衰退につながる恐れがあります。
新規就農者の育成やスマート農業の推進などが必要です。